CIE-Lab
- L* : 21.53
- a* :40.49
- b* : -66.08
Munsell (JIS Approximate)
露草色(つゆくさいろ)とは、早朝に咲く露草つゆくさの花にちなんだ明るい薄青色のことです。花や葉の汁を布に摺りつけて染められていました。
青を中心とした「寒色系の色」は、心のエネルギーが「自分の内側に向かっている時」「冷静な時・集中している時」に惹かれやすい色みです。
また「そうなりたい」と思う時に惹かれることもあります。
「青」にも、明るい空色から暗い紺色まで、様々なバリエーションがあります。
◇青(中くらいの明るさ)
冷静・集中・自立・自由・知性・理性・信頼・爽快・自己抑制・孤独・悲しみ
立ち止まって、自分を見つめたい・冷静に物事を進めたい・自由を感じている・自立したい・気持ちを抑制している・孤独を感じている・悲しみを抱えている
・暖色系「赤・オレンジ・黄」から寒色系「青」へ
これまで、意欲的に、外向的に動いて忙しかったし、楽しくてずっと走り続けてきたのかもしれません。
でも今「立ち止まって自分の気持ちを確認したい」「少し冷静に、慎重に考えたい」という気持ちに変化しているのではないでしょうか。
・中性色系「緑」から寒色系「青」へ
今までは、人との関係性において、いつも気を配り、相手の意見を優先して、 バランスを保ってきたのかもしれません。
でも、これからは「自分の考えを冷静 に伝えよう」「自分の本当の気持ちも大事にしよう」と感じているのではないで しょうか。
冷静に判断したい・心を静めたい・気持ちを集中したい・自分の内面を見つめたい・体感温度を下げたい
「青」は、心を静めてくれる色です。
冷静になりたい時、何かに集中したい時。身 近に「青」を取り入れてみましょう。
色には心理的な作用だけでなく、生理的な作用もあります。
青など「寒色系の 色」は、休息モードの「副交感神経」を優位にします。
寝室に、適度な分量で 「青」のインテリア小物を置くと、心が落ち着き、深い眠りにつきやすくなります。
ただし、暖色と比べると「体感温度を1度から3度も下げる色」なので、寒い時に大きな分量で取り入れないように気をつけてください。
また、部屋の中に「青」を多く取り入れ過ぎると「寂しい気持ち・孤独感」につながることがあります。
自分の気持ちに無理のない範囲で、明るい「黄」「オレンジ」などと組み合わせて取り入れると良いでしょう。
※この色の心理効果 参考資料
佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」