CIE-Lab
- L* : 48.55
- a* :-5.37
- b* : 20.18
Munsell (JIS Approximate)
灰汁色(あくいろ)とは、灰汁のような黄みがかった灰色のことです。灰汁は藁(わら)や木を燃やしてできた灰に湯を注いだものの上澄みのことで、古くから染色の媒染剤や布の洗剤として利用されました。
「ベージュ」は「茶」を明るくした色。
「茶」に「白」を足した色ともいえます。
色彩学的には「明るい、灰みの、赤みを帯びた黄」、つまり「黄」と「オレン ジ」の間の色相に「明るいグレイ」を混ぜた色です。
実際には、もう少し広い範囲で「薄い茶系の色」を表す時に使われています。
◇リラックス・穏やか・やわらかい・ナチュラル・優しさ・安心感・ぬくもり・落ち着き・控えめ・無難・退屈・活気が無い。
穏やかな、優しい気持ちでいる・リラックスしている・安心している・安定し ている・穏やかな気持ちになりたい・くつろぎたい、緊張を解きたい。
「今は、刺激が欲しくない」という時に惹かれやすい色です。
・暖色系「赤・オレンジ・黄」から暖色系(薄い)ベージュ」へ
これまでは、好奇心を持ち、新しい場所、新しい人の集まりにも積極的に参加してきたのではないでしょうか。
でも今は、「リラックスしたい。
のんびりした い」「安らぎたい」と感じているのかもしれません。
・寒色系「青」や寒色系(暗い) 「紺」から暖色系(薄い) 「ベージュ」へ
この間まで「集中して」「緊張感を持って」取り組んできたことが、一段落した のかもしれません。
今は「心と体をゆるめたい、脱力したい」と感じているのではないでしょうか。
ずっと長く「ベージュばかりにこだわっている」場合には、新しいことに取り組む気持ち、活動的な気持ちが減退している可能性もあります。
穏やかで優しい気持ちになりたい・のんびりしたい・身体の緊張を解きたい・自然体でいたい・ぬくもりが欲しい
「ベージュ」は、最も「緊張をゆるめてくれる色」で、リラックスに適しています。
着こなしやベージュの色みの選び方によって、「センスが良く見えたり、野暮ったく感じさせたり」する色でもあります。
また、明度(明るさの度合い)によっ てイメージが変わります。
最近、緊張続きで疲れている方は「ベージュ」に癒してもらいましょう。
安心してのんびりリラックスしたい場所、部屋のインテリアなどに取り入れるとくつろげます。
ただし、ずっと「ベージュ」だけに囲まれていると、のんびりしすぎてしまうことがあります。
活動のパワーが落ちてしまうかもしれません。
心と身体が回復してきたら「鮮やかな色」も取り入れてください。
オンとオフのメリハリを、色 でもつけるようにしましょう。
※この色の心理効果 参考資料
佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」