CIE-Lab
- L* : 9.01
- a* :8.76
- b* : -10.82
Munsell (JIS Approximate)
茄子紺(なすこん)とは、夏野菜として親しまれている茄子の実のような紫みの濃い紺色のことです。
「紫」は「中性色系」に分類されます。
ただ、心のエネルギーの方向は「青」などの寒色系に近く「自分の内面に気持ちが向いている時」に惹かれることが多い色です。
◇癒し・再生・優しさ・繊細・高貴・成熟・神秘的・芸術的・疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不調 「紫」は、「暖色系の赤」と「寒色系の青」が混ざった色です。
様々な表情を見せ、多様なイメージとつながる複雑な色といえます。
心や身体の疲れから回復していく過程・優しい気持ち・繊細な気持ち・自分の 感性を大事にしたい・自分を高めていきたい・葛藤がある・疲れていて癒された 心身が回復していく時に惹かれることが多い色です。
「赤」と「青」が混ざっている色。
「赤」など暖色系の色が交感神経を、「青」など寒色系の色が副交感神経を優位にすることが、生理学の分野であきらかになっています。
それで、人が再生していく時に、交感神経と副交感神経のバランスを取ろうと「紫」を本能的に選ぶのではないか、という考えもあります。
・暖色系「赤・オレンジ・黄」から中性色系「紫」へ
これまでは、意欲的に動き、忙しくしてきたし、周囲の期待に応えようと頑張ってきたのかもしれません。
でも今、「自分自身に優しくしたい」「もっと自分の感性を大事にしたい」と感じているのではないでしょうか。
・無彩色「黒・グレイ」や寒色系の「青」から中性色系「紫」へ
少し前に、体調や心のバランスを崩してしまった、または、辛い出来事、悲しい出来事があったのかもしれません。
でも今、癒されて「回復する、再生する過程」にいるのではないでしょうか。
癒されたい・心身の不調から回復したい、再生したい・悲しみから立ち上がろうとしている・精神的に豊かでありたい・芸術的センスをまといたい
特に「明るめの紫」は、癒しや優しさのイメージにつながりやすい色みです。
心と身体が上向きになっていく過程で「明るめの紫」を身近に取り入れてみましょう。
癒しにつながり、心と身体が再生する後押しをしてくれるでしょう。
紫の反対色である「明るい黄」と組み合わせて取り入れるのも良いです。
芸術的なセンスを磨きたい、独創性を高めたい時にも、紫のイメージがチカラ を貸してくれます。
洋服の一部や身近な小物などに取り入れてみてください。
※この色の心理効果 参考資料
佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」