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色名:本紫

本紫

 

CIE-Lab

  • L* : 7.85
  • a* :26.35
  • b* : -25.82

 

Munsell (JIS Approximate)

  • 2.5P 2/12

 

 

本紫(ほんむらさき)とは、紫根染しこんぞめで染められたあざやかな紫色のことです。 紫根染は古くからの『紫色』の染色法で、ムラサキ科の「紫草むらさき」の根で染められました。

「紫」は「中性色系」に分類されます。
ただ、心のエネルギーの方向は「青」などの寒色系に近く「自分の内面に気持ちが向いている時」に惹かれることが多い色です。

◇癒し・再生・優しさ・繊細・高貴・成熟・神秘的・芸術的・疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不調 「紫」は、「暖色系の赤」と「寒色系の青」が混ざった色です。
様々な表情を見せ、多様なイメージとつながる複雑な色といえます。

心や身体の疲れから回復していく過程・優しい気持ち・繊細な気持ち・自分の 感性を大事にしたい・自分を高めていきたい・葛藤がある・疲れていて癒された 心身が回復していく時に惹かれることが多い色です。
「赤」と「青」が混ざっている色。
「赤」など暖色系の色が交感神経を、「青」など寒色系の色が副交感神経を優位にすることが、生理学の分野であきらかになっています。
それで、人が再生していく時に、交感神経と副交感神経のバランスを取ろうと「紫」を本能的に選ぶのではないか、という考えもあります。

・暖色系「赤・オレンジ・黄」から中性色系「紫」へ
これまでは、意欲的に動き、忙しくしてきたし、周囲の期待に応えようと頑張ってきたのかもしれません。
でも今、「自分自身に優しくしたい」「もっと自分の感性を大事にしたい」と感じているのではないでしょうか。



・無彩色「黒・グレイ」や寒色系の「青」から中性色系「紫」へ
少し前に、体調や心のバランスを崩してしまった、または、辛い出来事、悲しい出来事があったのかもしれません。
でも今、癒されて「回復する、再生する過程」にいるのではないでしょうか。

癒されたい・心身の不調から回復したい、再生したい・悲しみから立ち上がろうとしている・精神的に豊かでありたい・芸術的センスをまといたい

特に「明るめの紫」は、癒しや優しさのイメージにつながりやすい色みです。
心と身体が上向きになっていく過程で「明るめの紫」を身近に取り入れてみましょう。
癒しにつながり、心と身体が再生する後押しをしてくれるでしょう。
紫の反対色である「明るい黄」と組み合わせて取り入れるのも良いです。
芸術的なセンスを磨きたい、独創性を高めたい時にも、紫のイメージがチカラ を貸してくれます。
洋服の一部や身近な小物などに取り入れてみてください。


※この色の心理効果 参考資料
佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」

● 円熟した mellow
284 135 293
Color No.284 Color No.135 Color No.293
● 凝った elaborate
5 293 97
Color No.5 Color No.293 Color No.97
● 装飾的な decorative
293 60 97
Color No.293 Color No.60 Color No.97
● 味わい深い tasteful
135 182 293
Color No.135 Color No.182 Color No.293
● 伝統的な traditional
293 46 97
Color No.293 Color No.46 Color No.97
● 奥ゆかしい modest
293 135 249
Color No.293 Color No.135 Color No.249
● 崇高な sublime
14 293 168
Color No.14 Color No.293 Color No.168
● 荘厳な majestic
43 293 249
Color No.43 Color No.293 Color No.249